会長あいさつ・方針
クラブ運営方針
会長 今野 信太郎
本年度のスローガンは
「つながりを力に、地域へそして未来へ」 といたしました。
この言葉には三つの意味を込めております。
第一に、「つながり」を再認識すること。
私たちは知らず知らずのうちに、多くの人々との関係の中で生かされています。ロータリーの活動もまた、個人ではなく、つながりの中でこそ力を発揮します。
第二に、そのつながりを「力」に変えていくこと。
友情や信頼は、形にしなければ社会的な価値にはなりません。具体的な行動として結実させることが求められます。
第三に、その力を「地域と未来」に向けること。
私たちの活動は、今ここにある地域社会だけでなく、次の世代へとつながっていくものでなければなりません。
現状認識 ― 私たちを取り巻く環境
現代社会は、かつてない速度で変化しています。
人口減少、地域コミュニティの希薄化、多様な価値観の共存。これらは決して他人事ではなく、私たちのクラブ運営にも直接影響を及ぼしています。
特に感じるのは、「人と人との距離」の変化です。
便利な時代になった一方で、顔を合わせて語り合う機会は減少し、信頼関係を築くプロセスが簡略化されつつあります。
だからこそ、ロータリーの存在意義はむしろ高まっていると考えます。
実際に集い、語り、共に行動する場としての価値は、今後さらに重要になるのではないか、と思います。
基本方針
本年度は三つを基本方針といたします。
一、会員のつながりを深める
一、地域との関係を強化する
一、未来へつなぐ基盤を築く
これらを柱として、具体的な取り組みを進めてまいります。
■ 重点施策
① 会員相互の結束
第一は、クラブ内の結束であります。
ロータリーの原点は例会にあります。
例会が単なる出席義務ではなく、「来ることが楽しみになる場」であることが何より重要です。そのために、例会内容の充実、会員同士の対話の促進、親睦行事の工夫などを通じて、心の通い合うクラブを目指します。また、新入会員が自然に溶け込める環境づくりも重要です。「迎え入れる側の姿勢」こそが、クラブの魅力を決定づける要素であると考えます。
② 地域に根ざした奉仕
第二に、地域に根ざした奉仕活動の充実です。
奉仕とは、単に良いことをするということではなく、「必要とされていることに応える」ことであります。そのためには、地域の声に耳を傾ける姿勢が不可欠です。行政や各種団体との連携を図りながら、実効性のある活動を展開してまいります。また、活動の「見える化」も重要です。私たちの取り組みを広く発信することで、地域からの理解と信頼を深めていく必要があります。
③ 次世代への継承
第三は、未来への継承です。
クラブの持続的発展のためには、新しい力の導入が不可欠です。会員増強は単なる人数の問題ではなく、多様な価値観を取り入れることで、クラブに新たな活力をもたらすものです。若い世代や女性の参加促進にも積極的に取り組み、開かれたクラブを目指します。さらに、ロータリーの理念そのものを次世代へ伝えていくことも重要です。それは言葉だけでなく、私たちの行動を通じて示していくべきものだと考えます。
■ 結びに
つながりとは、与えられるものではなく、自ら築き上げていくものです。
そして、そのつながりが強固であればあるほど、私たちの活動は大きな力を持ちます。
本年度、会員の皆様とともに、一つひとつのつながりを大切にしながら、それを地域と未来へと広げていきたいと考えております。
どうか皆様のお力をお貸しください。
そして共に、この一年を実り多きものにしてまいりましょう。
